あけましておめでとうございます🌅
2022年と言えば、住宅ローン控除の改正です。
昨年から「控除額が減る?」「改悪になる!」と話題になっていましたが、実際どのようになったのでしょうか?
改正により「得する人」「損する人」「特に変わらない人」はどんな人?
調べてみましたのでご参考にしてください。
まず主な変更は6点です
①控除率が1%→0.7%
②借入限度額が引下げ
③控除期間が10年→13年
④所得要件が引下げ
⑤床面積が緩和継続(当面の間)
⑥中古住宅の築年数が緩和
特に大きな変更が、控除率と借入限度額ですね。
この変更により、「戻せる税金が減ってしまう・・」と心配になっている人も多いと思います。
ですが、期間の延長などのプラス材料もあります。
まずは変更内容をまとめましたので、確認していきましょう。

- 詳しくはコチラ
令和4年度 国土交通省税制改正概要 国土交通省より
https://www.mlit.go.jp/page/content/001445195.pdf
以前より話題となっていました「控除率」は一律0.7%となっておりますが、新築に関しては「控除期間」を13年に設定されています。
もうひとつの特徴が、2022-2023年と2024-2025年で借入限度額が段階的に縮小している点です。
2024年入居では、「ZEH水準」・「省エネ基準」の住宅で借入限度額が1000万円も下がってしまいます。
更に「その他の住宅」においては、2024年以降は「住宅ローン控除」の対象外になってしまいます!!
(建築確認申請が2023年であれば控除対象です)
これは政府のカーボンニュートラル実現に向け、住宅ローン控除を活用し住宅の省エネ性能を高めようとする狙いの現れでしょう。
これから住宅購入をして住宅ローン控除を受けたい人は、
「検討している住宅の省エネ性能はどれなのか?」「何住宅なのか?」
に注目して、家選びをしてくださいね。
もうひとつ「スケジュール管理」も大切!
ローン控除の期限は「入居」です。「契約」ではないので、
「いつ完成して、いつ引越できる?」
も、しっかり確認してください。
建築会社や建物の構造や大きさの違いよって、引越までの日数が大幅に変わります。
「まだまだ余裕 ♪ 」って思ってた人が、相談に来られ、スケジュールを確認すると「え!全然間に合わないですね・・」って話はよくあります。。
改めて、変更内容をまとめます
①控除率の引下げ 1.0%→0.7%
住宅ローン年末残高の1%の控除から0.7%の控除となりました。
3000万円の残高の場合、旧制度は30万円/年の控除、新制度は21万円/年の控除となります。
②借入限度額の引下げ 最大1000万円ダウン
住宅ローン控除には、控除の基準となる住宅ローンの上限が定められており、それを超えた金額は控除対象にはなりません。
つまり、5000万円の住宅ローンを借りて長期優良住宅を購入した場合
2022年入居は、最大年間控除額 35万円
2024年入居は、最大年間控除額 31.5万円
となります。
③控除期間延長 10年→13年
控除期間が3年延長されました。
控除率が0.7%になったため、1年あたりの控除額は減ってしまいましたが、期間が3年延びますので、この部分は少しありがたいですね。
注意点がひとつ。新築の「その他住宅」・中古の「買取再販」の場合、2024年以降入居は期間が10年です。対象となる住宅を購入する場合は2023年入居を目指しましょう!
④所得要件の引下げ 所得3000万円→2000万円
住宅ローン控除の対象となる個人の年間所得が3000万円以下から2000万円以下へと大幅に引き下げられました。
⑤床面積が緩和継続 50㎡→40㎡
新築住宅の場合、対象となる住宅の床面積が40㎡以上です。マンションでいうと単身者や2人暮らし向けの1LDKがそのくらいの広さとなります。
床面積での注意事項は3つ
1.床面積は登記上の面積です(販売資料の面積より小さくなる場合があり!)
2.所得制限が1000万円以下
3.2023年建築確認申請が期限です
⑥中古住宅の築年数が緩和
既存住宅(中古住宅)の築年数要件が、「耐火住宅25年以内、非耐火住宅20年以内」から「昭和57年以降に建築された住宅」に緩和されました。
昭和57年(1982年)以降ということは、今年で「築40年」ですから、大幅に改善されましたね!
「少し古めの物件をリノベーションして住みたい!」と思っている人には、ありがたい変更ですね。
以上が「令和4年(2022年)税制大綱」による住宅ローン控除改正のポイントです。
「制度の違いは理解したけど、実際どのくらいメリットがあるの?減ったの?」ところが気になるところです。
なので次回は、
「最大控除額はいくら?」
「私の控除額は?」→所得別控除額
について報告します!
おまけです・・
こんな質問をいただいていました
「現在、既に住宅ローン控除を受けている人はどうなりますか?」
→影響ありません。旧制度のまま継続されます。
「住宅ローンを借換えた場合はどうなりますか?」
→旧制度のままです。控除期間もそのままトータル10年です。
4年後に借り換えたら残り6年です。
最後までありがとうございましたm(_ _)m
ではまたお会いしましょう